今日が現チームでの最終日だった。会社は辞めるわけではなく、タイトルの通り別のチームへの異動です。
入社してからいくつかの組織改変はあったものの、自分がこれまでいたチームは全てGとかF(今はM)から始まる外部プラットフォームとのインテグレーションが主なビジネスドメイン。 このチームにいたからこそ、Big Techの中のエンジニアと会社を超えて同じプロジェクトに取り組んだり、今までやったことのなかった広告関連のビジネスに関わったり、最後の方はデータエンジニアっぽい仕事をしたり、本当に他ではなかなかできない良い経験をさせてもらえたのだけど、2年経ったころからもっと会社のコアなビジネスドメインとコードベース(いわゆるでかいモジュラモノリス)に関わる仕事がしたいという気持ちがずっと燻っていた。
正直APACのタイムゾーンではそれほど選択肢は多くないのだけど、同じAPACのチームで決済関連に深く関わっているチームがあり、ダメもとでそのチームのマネージャーに話を聞いて見たところ、ラッキーなことにヘッドカウントに空きがあってスルスルと話がまとまったのであった。異動の希望は今のマネージャーに馬鹿正直に話を事前にしていて、最初に切り出した時にはとてもガッカリされたけれど、最後まで自分の異動をサポートしてくれたのは本当に感謝しかない。
今日が最終日だったので、リモートでチームから色々と暖かい言葉をもらえたのだけど、会社辞めるわけでもないのに涙が出そうになった。自分はいわゆる詐欺師症候群に強くなってしまう傾向があり、入社して3年以上経つ今でもたまに気分的に落ち込んでしまうことがあるのだけど、今日のチームメンバーからの言葉には勇気をもらえた。ちゃんと自分はやれてたんだなと。
自分はこんないいチームを抜けてしまったのかーという気持ちはあるし、今後後悔することもあるかもしれない。この異動が正しかったのかは今は分からないが、人生の正解は「選んだ後にどう努力するかで決まる」とLE SSERAFIMの宮脇咲良も言っているので自分も頑張ってこの決断を正解にしていこうと思う。